体験談

「菜の花の写真に背中を押されて」

hosokawa

新しい船出を前に、気持ちがふわふわと不安定だったある日。
展信先生から届いた、一枚の菜の花の写真。
その明るい黄色が、思いがけず胸にしみて、ふと先生に連絡をした。

久しぶりのやりとりは、ほんの数分。
でもそこには、変わらない眼差しと、静かに祈ってくれている誰かがいた。

「また教えてくださいね」
そう言ってもらえる場所があることが、
どれだけ心強いか、あらためて知った。

新生活の準備はまだまだ続くけれど、
あのとき見た菜の花のように、私も自分の色で咲いていけたら――
今は、そう思えている。

ABOUT ME
細川展信
細川展信
取次師
細川展信(ほそかわ ひろのぶ) 1981年生まれ、長崎県平戸市出身。 金光教平戸教会の取次師として、人の心にそっと寄り添う御取次(おとりつぎ)を大切にしています。 かつて、自分自身も人生に迷い、心の底から神様に助けを求めた経験があります。 そのとき、恩師の祈りに救われ、「今度は自分が、誰かの力になりたい」と強く願うようになりました。 「氏子のために死になさい」という恩師の教えを胸に、 日々、悩みや苦しみを抱える方々と向き合っています。 ご相談には料金はかかりません。お賽銭でも構いません。 勧誘や物品の販売、入会なども一切ありませんので、 どうぞ安心してお声かけください。 あなたがここにたどりついたことが、 これからの日々にそっと光を灯す、やさしい時間となりますように。
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