「救ってください」しか言えなかった夜に
hosokawa
金光教平戸教会
電話を切ったあと、
涙が止まりませんでした。
仕事も、毎日が苦しくて。
それでも誰にも弱音は吐けなくて。
「癒された」なんて、
自分の口から出るなんて思ってもいませんでした。
でも先生の声を聞いて、
ふっと肩の力が抜けて、
泣きたいくらい、うれしかったんです。
私は、神様を信じていませんでした。
ずっとそう思って生きてきたんです。
でも——
先生と出逢って、
その気持ちが少しずつ変わってきたんです。
「信じる」って、
強制されるものじゃないんですね。
日々の中で、
ぽつりぽつりと光が差し込んでくるように、
心に芽が出るように、
静かに、でも確かに変わっていくものなんだって
はじめて感じました。
今はまだ、忙しくてすぐには行けないけれど。
いつか、きっと先生に直接お会いして、
「ありがとうございます」って伝えたいです。
この出逢いに、心から感謝しています。
祈りの火は、確かに灯っている——
そう思えるようになりました。
だから、明日もまたがんばってみます。